ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違い|それぞれの特徴と選び方
御器所矯正歯科 院長の関です。
矯正治療を検討されている方から、
「ワイヤー矯正とマウスピース矯正、どちらが良いのでしょうか」
という質問をよくいただきます。
現在は治療方法の選択肢が増えたことで、見た目や装着感を重視して選べるようになった一方、
「自分にはどちらが合っているのか分からない」
と迷われる方も少なくありません。
このブログでは、ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違いについて、
それぞれの特徴や向いているケースを整理しながらお伝えします。
ワイヤー矯正とマウスピース矯正、何が違うのか
ワイヤー矯正とマウスピース矯正の最も大きな違いは、
歯の動かし方と治療のコントロール方法にあります。
ワイヤー矯正は、歯にブラケットを装着し、ワイヤーの力を使って歯を動かしていく治療です。
一方、マウスピース矯正は、段階的に形の異なるマウスピースを装着し、少しずつ歯を移動させていきます。
見た目や装着方法の違いだけでなく、
治療の進め方や対応できる症例の幅にも違いがあります。
ワイヤー矯正の特徴と向いているケース

ワイヤー矯正は、長い歴史があり、現在でも多くの症例に対応できる治療方法です。
ワイヤー矯正の主な特徴
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・適応範囲が広い
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・細かい歯の動きや調整が可能
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・抜歯を伴う矯正治療にも対応しやすい
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・装着時間を患者さんが管理する必要がない
歯の傾きやねじれ、噛み合わせのズレなど、
大きな動きや複雑な動きが必要な症例では、ワイヤー矯正が適している場合が多くあります。
また、装置が固定式であるため、
「装着時間を守れるか不安」「自己管理に自信がない」
という方にも向いています。
ワイヤー矯正が向いているケース
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・歯並びのズレが大きい場合
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・抜歯を伴う矯正治療(特に出っ歯や口ゴボのケース)の場合
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・治療の確実性を重視したい場合
ワイヤー矯正の実際の症例については、Instagramでもご紹介しています。
▶ ワイヤー矯正の症例(Instagram)
ワイヤー矯正の治療例(20代・出っ歯/口元の突出感)
マウスピース矯正の特徴と向いているケース

マウスピース矯正は、透明な装置を使用することで、
治療中の見た目に配慮できる点が特徴です。
マウスピース矯正では、歯を効率よく動かすために、歯の表面に小さな突起(アタッチメント)を装着することがあります。これにより、より正確な歯の移動が可能になります。
マウスピース矯正の主な特徴
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・目立ちにくい
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・取り外しが可能
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・食事や歯みがきがしやすい
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・口腔内を清潔に保ちやすい
一方で、マウスピース矯正は
装着時間の自己管理が治療結果に大きく影響します。
一般的には、1日20-22時間以上の装着が必要とされることが多く、
装着時間が不足すると、計画通りに歯が動かない場合があります。
マウスピース矯正が向いているケース
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・歯並びのズレが軽度〜中等度の場合
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・見た目を重視したい場合
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・装着時間をしっかり管理できる方
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・日常生活への影響をできるだけ抑えたい場合
- ・口元の大きな変化をそこまで必要としない場合
マウスピース矯正の症例についても、Instagramでご紹介しています。
▶ マウスピース矯正の症例(Instagram)
マウスピース矯正の治療例(20代・出っ歯/すきっ歯)
どちらが優れている、という話ではありません
ワイヤー矯正とマウスピース矯正は、
どちらが優れているかという単純な比較ではありません。
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・歯並びの状態
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・噛み合わせ
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・年齢
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・生活スタイル
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・治療のゴール設定
これらを総合的に考えたうえで、適した方法を選択することが大切です。
見た目だけで装置を決めてしまうと、
治療途中で方針の変更が必要になる場合もあります。
装置選びで大切にしてほしいこと
矯正装置を選ぶ際に大切なのは、
「どの装置を使うか」よりも
**「どのような治療計画で進めるか」**です。
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どこまで歯並びを整えたいのか
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噛み合わせをどのように考えるのか
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治療後の安定性をどう確保するのか
これらを丁寧に説明してもらい、納得したうえで選択することが重要です。
昭和区で矯正治療を検討している方へ
ワイヤー矯正とマウスピース矯正には、それぞれに特徴があり、どちらが適しているかは歯並びの状態やライフスタイルによって異なります。
実際の診療では、まず現在の状態を正確に把握し、その上で治療方針を検討していくことが重要です。
矯正治療を検討されている方は、矯正相談でどのようなことを行うのかについても、事前に知っておくと安心です。
